こんにちは!1110 CAFE/BAKERYの加園です。
今回は、牛乳と豆乳に続く「第三のミルク」と言われている、オーツミルクについてお話します。
オーツミルクは牛乳、豆乳に続く「第三のミルク」として、乳製品が体質に合わない方やヴィーガン志向(動物性食品を避ける菜食主義)、ヘルシー志向の人を中心に注目されています。
オーツミルクの原料は、オーツ麦です。
オーツ麦には食物繊維が玄米に比べて約3倍含まれ、これはオーツ麦を原料として作られるオーツミルクの最大の特徴のひとつです。
オーツミルクにはこのような利点があります。
・ラクトースフリー
牛乳などを飲んでお腹がゴロゴロする乳糖不耐症の方は、ラクトースフリーの「第三のミルク」と呼ばれるミルクを重宝されています。
・ノンコレステロール
植物から作られる「第三のミルク」はノンコレステロールの他、食物繊維やビタミンも豊富です。
・ヴィーガン対応
動物性の食材を使わないというヴィーガンの方は、代替として穀物ミルクやナッツミルクを活用できます。
牛乳との違い
牛乳は動物性の飲料で脂質を多く含むので、オーツミルクやほかの植物性飲料と比べてカロリーは高めです。
また、牛乳に含まれる脂質は動物性であり、コクのある味わいが特徴ですが、オーツミルクの脂質は植物性のため、コクは控えめであっさりとしています。
豆乳との違い
豆乳は大豆の風味がダイレクトに感じられるので、苦手に感じる方も多く、好みが分かれることも。飲みやすいように砂糖などを添加した「調整豆乳」もありますが、無調整豆乳に比べ、調整豆乳はカロリーは高めです。
水と大豆だけで作られる無調整豆乳には、大豆由来のタンパク質や、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボン、他の飲料に比べ鉄分が豊富に含まれています。
アーモンドミルクとの違い
アーモンドミルクも、オーツミルクと同じく「第三のミルク」と言われています。アーモンド由来の香ばしい風味がありながら、あっさりとしてクセが少なく飲みやすいです。
アーモンドミルクには、アーモンド由来の食物繊維、高い有用性を持つとされるビタミンEが豊富に含まれています。
オーツミルクは、牛乳と比較して、製造工程において二酸化炭素が少量生成されるにとどまり、乳牛からのメタンが排出されません。(温室効果ガスの排出量が少ない)
オーツミルクの生産には、乳製品ミルクの1/15の水量、アーモンドミルクの1/8の水量を必要とし、水の使用量も比較的少なく済み、環境への負荷が軽減されます。
オーツミルクは、環境負荷が少ない植物性ミルクです。
食物繊維が豊富に含まれるなど、栄養価が高いだけでなく環境にもやさしい植物性ミルクとして、オーツミルクは日本での認知も高まってきています。
そしてなにより、オーツミルクはコーヒーとの相性がとても良いです。
当カフェでは、マイナーフィギュアズ社のオーツミルクを使用しています。こちらは、バリスタ専用にこだわりぬいて作られたミルクです。
まだ飲んだことがない方は、ぜひ一度オーツラテをお試しください。